ぎっくり腰でお悩みの方へ
当院は「四條畷市の治療院でぎっくり腰の患者さんが来院する割合がナンバー1」です。
当院ではぎっくり腰は得意分野の一つです。
なぜ、ぎっくり腰は起こるの?
突然やってくるぎっくり腰。ヨーロッパではぎっくり腰のことを「魔女の一撃」と表現されています。
ぎっくり腰には、大きく分けて2パターンます。
①受傷起点(いつ痛めたのかわかる)が明確なパターン
これは皆さんおなじみのパターンで、「どこの場面でぎっくり腰になったかわかる」パターンです。
掃除をしていた時、子供を抱きかかえた時、物を取ろうと手を伸ばした時、くしゃみをした時など
この場面で痛めたと認識できるパターンです
②受傷起点(いつ痛めたかわからない)が明確でないパターン
①のような腰を痛めた記憶がないのに急に動けなくなるパターンです。
これは慢性的に腰痛を持っている方がなることが多いです。
疲労の蓄積から腰が悲鳴を上げ、その限界が来た時に起こります。
私も3~4回なりましたが本当に辛くて動くことのできない痛さです。
ぎっくり腰の原因
- 急な動きを行ってしまった時
- 腰が冷えていて筋肉が硬くなっている時
- 腰に疲労が蓄積された時
- 人間関係などのストレスが原因になっている時
このようにぎっくり腰は他の疾患に比べて原因がはっきりしていることが多いです。
ぎっくり腰の初期対応
ぎっくり腰になった場合、初期の対応が非常に重要になってきます。
初期の対処法を間違いますと痛みはみるみる悪化し、寝たきりの状態になることが多いです。
逆に、初期対応が正しければ痛みが長引くことなく、日常生活に早く復帰することができます。
初期は温めるの?それとも冷やすの?
これは我々の業界でも賛否が分かれるところです。
しかし、当院では「患部を冷やす」法を推奨しています。
受傷起点がはっきりしているという事と受傷起点がはっきりしていなくても動けなくなるということは、患部に炎症が起きていると考えます。
炎症がなければ動けなくなることはほとんどありません。
また、冷やさないといけないところに温めるという行為を行うと痛みが増し動けなくなります。また温めないといけないところに冷やすという行為を行っても動けなくなることはほとんどありません。
専門家に聞くことができない場合は「冷やす」という行為を行って下さい。
(湯船にも入らないで下さいネ!)
どれくらいの期間で痛みはとれるの?
炎症が治まれば痛みはかなり楽になります。
炎症がなくなるまでの時間は、当院の経験から72時間前後になります。
但し軽度~重度で多少時間変動はあります。また初期の対応によっても変わってきます。
炎症が治まれば筋肉をほぐし、身体の歪み等を整えていきます。
ぎっくり腰は癖になるってホント?
ここで知ってほしいことは
「痛みが無くなった=治ったではない」ということです。
痛みが無くなっても筋肉・靱帯または内部組織の再生には1ヶ月前後かかります。
痛みが無くなったからといって勝手に治療を中止してしまいますと筋肉・靱帯または内部組織が完全に再生されず、そこに外力や疲労が蓄積されることによりぎっくり腰を繰り返します。
このことが繰り返されると「ぎっくり腰が癖になる」といわれる所以になります。